「鵜の目」のひと言 (’05/8/9)
郵 政 民 営 化 に 賛 成 !!
昨日、郵政民営化法案は参議院で否決され、議会は解散総選挙となりました。これは正しい成り行きと思います。
私はもともと在野精神旺盛で、故浅沼稲次郎の時代から選挙では社会党へ投票、その後民主党へと、変わってゆきましたが、小泉首相、になってからは自民党へ投票しています。というのは、歴代どの首相も、やろうとしなかった構造改革を、完全ではないまでも、本気でやろうとしているからです。たしかに米国べったりの外交や近隣アジア諸国への配慮が足りないなどなどという面もありますが、拉致問題、これも歴代首相が分かっていながら、ぜんぜん、よう手を付けなかった問題にあえて立ち向かい、曲がりなりにも金首相に会い、その事実を認めさせ、数人の被害者を連れ帰ったことなど、殊勲点もあります。
さて、郵政民営化法案衆議院で100時間、参議院で80時間も討議され、最後の採決で否決。民主党はもともと民営化賛成のはずが、支援労組がしがらみとなり反対、あと綿貫、亀井氏なども支持基盤との関係で反対と思われます。
とにかく、箱物ばかりを作り(利権を得)たがる役人を無くし(簡保の宿などムダな赤字施設を造り過ぎ、厚生年金も同じ)、ムダ無く効率良く組織を動かすには、、郵政事業を民営化するのが一番だと思います。それも複数にして互いに競い合わせることが必要です。他にも、厚生年金資金の不足など無駄使いに起因すると思われることなど問題は山積です。肥大化した官僚組織のはびこる所、必ずいろんな弊害が出て来るのを歴史が証明しています(かってのソ連然り)。以上のような観点から、構造改革は絶対必要で、先送りすれば、その報いは必ず返ってきます。
選挙で国民に信を問い、もし自民党(公認)と公明党で過半数を取り、衆議院法案採決で再度過半数を取れば成立するものと思われます。
以上の理由で、私はこの選挙では、民主党ではなく、郵政民営化に賛成する候補者に投票します。